「ミキティー!ミキティー!!あれ、この黒さ!お前、ミキティじゃないな!」
こんばんは、クロマティです。
ホームラン、打チマスヨー!(適当)
さて、育児ブログでありながら、最近育児のことあんまり書いてなかったですね。
マゾリックスとか書いてる場合じゃなかった。
ってわけで今日は久しぶりにラブ夫のことでも。
ラブ夫は今2歳。
もうすぐ3歳。
で、4月から幼稚園に通います。
通う幼稚園のホームページ見たら、こんなこと書いていました。
「新園児のみなさん、4月までにトイレでおしっこできるようになっとけベイベーコンチキショー。」
これはいかん。
おむつ急いでとらなきゃ。
アメリカの卒業式の帽子みたいに、おむつ取って空に放り投げなきゃ。
フゥー!!とかいいながら。
どうでもいいけど、アメリカの卒業式で投げた帽子って、後でちゃんと回収しにいくのだろうか。
ちゃんと自分のってわかるんだろうか。
裏に名前書いとくのかな。
それかゴムつけといて、空に投げた後返ってくるようにしとくのかな。
島木譲二のスピードハットみたいな感じ・・。
そうか、あれが発祥か!(違う)
いや、そんなことはどうでもよくて、ラブ夫のおむつを取らなきゃいかんという話ですよ。
ってわけで、昨年秋頃から、ラブ夫のトイレトレーニングをしていまして。
題して「ラブ夫のおむつ外し大作戦〜グンゼが僕を待っている〜」を開始している訳でございます。
一言でおむつを外すって言っても、いろいろ段階がございまして。
まずはおしっこが出そうな感じがわかる。
ちゃんと「おしっこ出そう」って申告できる。
そしてトイレで自分の意思でおしっこが出せる。
主にこれらがキーになるんですが。
いやー、普段なにげに放尿してるから気付きませんが、特に3つ目なんて難しいようですよ。
どこに力入れたらおしっこでるかなんて、なかなか身につけにくいみたいです。
それに加え、トイレに入るのを嫌がらない。
パンツをはくのを嫌がらない。
とまぁさまざまなハードルがあるのです。
まず、10月半ばぐらいに、パンツを買ってきまして。
ラブ夫に履かせたわけですよ。
最初は興味津々で履いてくれましたね。
デルモばりのポージングとってました。
で、「おしっこ出そうになったら言ってね。パンツだから漏れちゃうからね。」と繰り返し言っておく。
正直、ラブ夫はなんだかんだですぐできると思ったんですよ。
やればできる子ですから。
将来忍者か石油王になる子ですから。
まぁ最初の1〜2回は失敗しておもらししたんですよね。
「出ちゃった〜。きもちわるーい。」とか言ってました。
まぁこれで、おもらしが気持ち悪くて、次からスムーズに申告してくれるようになればいいなぁと思ったら。
で、あまり進歩しないまま、おもらしを繰り返し。
最悪なことに、あげくパンツが嫌いになってしまいまして。
「おむつがいいー!」
とか叫ぶぐらいならまだいいんですが。
「いっぱーい、遊んでもしめつけなーい・・・。」
って、ぼそぼそとメリーズ(おむつ)のCMの歌をくちずさむほどおむつに憧れを持ち出して。
最終的には、
「僕のおむつ、しめつけてるみたいなの。」
って質を要求してきたことがありました。
すまん。
トップバリュー(イオンのプライベートブランド)のおむつで申し訳ない。
ってそういうことじゃなく、おむつじゃなくて、パンツを履けって話だ。
そんな訳で、入口でちょっとつまづいた感があったのですが。
で、1カ月ほど苦戦し、このままじゃ埒があかねぇってことで。
次の作戦として、「成功したらカレンダーにシール貼って、シールがたまったらトミカ買ってやるぜ!その名も物欲刺激大作戦!」を開始いたしました。
ラブ夫の大好きなトミカでつる作戦。
しかもシール貼るのも好きなので、ダブルでうれしおす。
こりゃすぐにグンゼ行っちゃうね。
カルバンクラインまで行っちゃうかい?
って思ってたら、これも思ったよりうまく行かなくて。
比較的トイレにやる気は出してくれたんですが、今度は能力がついてこない感じで。
おしっこ出そうな時の感じがよく分からないのか、申告は相変わらずなかなかしてくれず。
「トイレ行こうか」って誘ってもなかなか誘いに乗らず。
無理にトイレ連れて行っても、おしっこの出し方がぴんと来てないのか、なかなか出なかったり。
「おなら出す感じで出してごらん。」って言ったらおならばっかり出されたり。
なにそれ。
そっちの方が難しいじゃん。
ぐずぐずしてるとトイレで遊びだしたりして。
トイレットペーパーとか、こどもチャレンジでもらったしまじろうのトイレおもちゃで遊ぶラブ夫。
ちなみにこのおもちゃ、ボタンが二つあって、一つはトイレする前に押すと、「おしっこかな?うんちかな?」って聞いてくるんです。
もう一つはトイレ後に押すボタンで、「大成功!」とか「やったね!」とかランダムで言ってくれる。
もうラブ夫はおしっこそっちのけでボタン連打。
「おしっこおしっこおしっこおしっこやったねおしっこやったね大成功!」
ちょっとしたDJみたいな感じです。
どうでもいいのですが、こないだ僕がトイレでうんこしてたら、ラブ夫がノックして入ってきて、おもむろにボタンをぽちんと。
「おしっこかな?うんちかな?」
おお、しまじろうに質問されてしまった。
一応こどもの前ですから、人に質問されたら答えないといけません。
「え、あ、はい・・。うんちです・・。」
そして終わるタイミングでまたボタンを押すラブ夫。
「大成功〜!!!」
するわ!
32やし、そりゃ成功するわ!
まさかこの年でうんこして褒められるとは思ってませんでしたが。
なんか、ちょっと嬉しい・・。
そんなことはどうでもよくて、やっぱりラブ夫はうまくいかず、シールもちょっとずつしか増えない毎日が続きました。
うーむ、こりゃいかん。
どうしましょう。
とりあえず、能力をみにつけましょう。
トイレでおしっこする感覚をおぼえてもらいましょう。
色々考えたあげく、比較的正確な時間におしっこするのは朝の寝起きだ!
ということで、寝起きにおしっこに誘っちゃうわよ大作戦を実行してみることにしました。
寝起きでぐずってるラブ夫のパジャマのズボンとおむつを無理やりおろして。
「おしっこ漏れちゃう前に、トイレにいくでやんすよ!」と誘う。
さすがにベッドでおしっこするのは気が引けるようで、しぶしぶトイレについてくるラブ夫。
そして便座に座らせると、一晩たまってたせいで、結構の量が結構早いタイミングで出始める。
おお!
こりゃいい感じ!
そして成功する度にシールをはる、と。
徐々にトイレで出来る回数が増え、ほぼ毎日、一日一回はトイレでおしっこできる日が続きました。
やりぃ!
ナイスおしっこ!
これが12月頃の話です。
年も明け、そろそろ一日一回以上いけんじゃねぇの?ってことで、なんだかんだでおむつを良く履いてたラブ夫に、日中はずっとパンツをはかせてみることに。
最初はやっぱりうまくいきませんでした。
「でちゃったー。きもーい。」
きもいって。
どこで覚えたんや。
ってかやっぱり無理か。
3か月前から進歩なしか。
と思ってたら。
ある日、僕が仕事に行ってる間。
嫁がふと、しつこく1時間おきとかにトイレに誘ってみたら。
若干嫌々ながらトイレについて行くものの、トイレに座ったらすぐにおしっこ大成功。
それがその日はほぼ毎回成功するといった快挙。
おお!
すごい!
でも急になぜ!?
あれか。
僕が誘ったからだめだったのかな。
やっぱり母親の前の方が安心するのか。
それか、ハンサムの前ではおしっこ恥ずかしいのかな。
そうかー。
美しすぎたかー。
美しすぎる市会議員並に僕が美しすぎたのかー。
ってわけで、なんだかんだでトイレでおしっこがほぼ出来るようになりました。
やったー!
うれしいー!
トイレトレーニングはじめて4カ月ほど。
やっとこさここまで来ました。
いやー、うれしい!
就職決まった時ぐらいうれしい!(それは言い過ぎ。)
まぁまだまだ、上手に申告する、うんちもする、寝てる時もパンツにするなど、課題はありますが。
とりあえず幼稚園はなんとかパンツでいけそうな雰囲気です。
いやー、よかった。
ラブ夫、頑張った。
でもあれですね。
独身の頃は、こんなに人の放尿で一喜一憂するとは思ってませんでしたね。
まさかおしっこがこんなに人の心をつかむものだったとは。
こんなにドラマチックだったとは。
映画化しても全然いけると思う。
山田洋二監督で。
吉永小百合と鶴瓶主演で。
かなり泣ける感じで、ぜひ作ってもらいたいものです。
ってわけで、もし何かの間違いで映画化されたら、みなさん見に来てください。
僕もちょい役で出たいと思います。
おむつ役とか。
おしっこ役とかで。
以上、結構まじめな育児ブログの記事でした。
でわでわ。